里中綾子の 気分はサニーデー♪

08/02/09, 04:19 PM
ほんとに春、ですよね?

と誰かに問いかけたくなるほどのお天気です。


そう、とても珍しいことに、伊勢は大雪なのです。
しかもおおつぶのぼたん雪。

庭がどんどんと白く染められてゆきます・・・。










さて、先週は、1月後半から3週続けてあった、京都での研修が終了しました。

毎週水曜日の夕方、社員の方々の通常業務が終了してからの1時間×3回で、接客・サービスマナーを見直そうというものでした。





会社へのイメージと一人ひとりのイメージとの関連性や、本当の笑顔とは?ひとと話すとき、どこを見て話せばいいの?といったことから、敬語の使い方・電話や来客の応対といったことまで、ロールプレイングをしたりしながら修得していくのです。



もちろん、その会社がもっともほしがっているものを探りながら、オリジナルメニューを作っていきます。








以前にも、こういった研修はしていたのですが、今回特に感じたことがありました。





1.オリジナルメニュー(オーダーメイド方式)×10人程度の少人数での研修の、
修得度・満足度の高さ

2.講師の高度な観察力の必要性





実施前・実施後アンケートや研修主催者+対象者との対話、できるだけ風通しの良い意見を出しやすい環境を作っていくこと・・・
すべてが相まって、“役に立つ研修”ができるんだなあと、改めて感じました。





それとなにより大きかったのは、自分の会社が研修を請け負っているという責任感!!
重さを感じるし、だからこそ満足してもらいたい・成功させたいという気持ちは本当に大きかったです。










ところで、研修の対象者だった皆さんについて。


今回は、男性2名、女性5名の計7名。
新入社員〜中堅どころと立場もさまざまながら、ほぼ全員がご自分の業務+事務ワークもこなしておられる、とてもお忙しい方々でした。



でも皆さん、とにかく笑顔がいい!
参加意識が高い!!
そして率直に意見される!!!


社内の風通しがよくないと言いにくいだろうなあというようなことも、先輩後輩かかわらず、ちゃんとおっしゃるんです。



う〜ん、素晴らしい。
感動しました。








これはひとつには、上位者・指導者の態度があると思うのです。




実は、この会社の社長は、私の同級生なんですが、
彼曰く、できるだけ彼らが自主性を持てるように、意識して口をださないようにしているんだそうです。


指示する必要があるとき意外は、まず彼らの考え方にまかせる。
質問してこなければ、こちらからはできるだけ言わないようにしている。



つまり、社員の彼らには、自分の仕事に対して大きな裁量権があるということ。


口で言うのは簡単ですが、なかなかできないことだと思います。







そういえば、リッツ・カールトンホテルのスタッフは、金額面では、ひとりにつき10万ドルほどの裁量権をもっていて、これを使うことでできた秀話というのもあったなあ、なんていうことを思い出しました。












さて、今回の研修 番外編。




研修後の食事で、生まれて初めて、“ワインとチーズって合うんだ”と思いました。


ワインもチーズも、同じく熟成させるものだから、相性がいいんだとか。


普段は、ワインと日本酒は、体質の関係か、あんまり受けつけないんですが、よいワインは気持ち悪くならない、らしい・・・!?
(特に現地で直接買って持ち帰った物は、酸化防止剤等、輸入条件に必要な添加物が入っていないのでなおさらなんだそうです)




生後何年経ってから言ってるの?と言われそうな、初体験でした^^;














08/02/01, 02:50 AM
月日に追われるままに、2月を迎えてしまいました。




新しい経験、新しい出会い、新しい仕事。





日々いろいろありながら、スケジュールノートと頭の中に書き込んでいくのみで、なかなか文字に書き起せなくて、ちょっとジレンマ。




でもせっかくだから、主な出来事のタイトルだけ書いてみます。


・イベント・パーティ司会
・車の表示スペースに、エマージェンシーランプ点灯。結局、車のギアが抜けていることがわかって修理。その間とてもいい代車を貸していただき快適生活。
・マイコーチとのコーチング
・FM番組のための取材
・2、3ヶ月に1度の、お出かけチーム“SSツアーズ”で温泉に。帰りに三重県内でチョウザメを飼っている人のお宅に行って、チョウザメを触る!その後、しし鍋満喫。
・ご近所の年忌のお手伝い
・パーティ打合せ
・詩吟の研修会
・ケーブルテレビ収録
・整体・耳鼻科で体調確認
・京都で研修講師
・京都の実家でひさびさに母とまったりタイム
・講演のお仕事をいただくことになりそうで、その打合わせ
・ホームページをフラッシュ形式ではなくHTML形式にしようと思って取り寄せた、ソフトの学習



・・・・・・・・・



一行日記!?




ですね。
しかもオンオフ入り交じってます^^;




したいことと、できてることのギャップが大きい毎日ですが、嬉しいことに、それでも楽しいです。





まあ ぼちぼち やっていきまひょ。










08/01/14, 10:11 PM
前回の更新から、一週間も空いてしまいました。



取材、収録、サプライズで車の修理・・・いろいろあったのですが、1/13(土)に、また新たなサプライズがありました。






実はこの日は、友人の誘いで、あの「がばいばあちゃん」の著者、島田洋七さんの講演を聴きに行くべく、3人で津に向かって車を走らせていたのですが、途中で所属している事務所から電話が。


少々アクシデントがあって、四日市で開かれているイベントのMC(司会)に、今から行ってくれないかという電話でした。


友人が2枚しかないチケットを工面して誘ってくれた講演会だったので、本当に申し訳なかったのですが、謝りつつ彼女たちを講演会場に送って、そのまま四日市へ。









イベント会場のイオン四日市北店に着くと、午後の部がまもなく始まらんというところでした。


その名も、『第4回 三重県高等学校ロボコン競技大会』。



その日の三重テレビの夕方のニュース番組や、次の日の新聞にも載っていたようなので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。








三重県各地の高校(主に工業高校)専科の高校生男子諸君による、「戦国時代対戦型ロボット」マシンでの戦い。
4×7メートルほどのコートの両端に、対戦校の生徒4人ずつが立ち、各自マシンをラジコンで操って、協力しあいながら、1つのアメフトボールを、相手方サイドの端から30センチメートルほどの幅に設定したゴールにタッチダウンさせるというもの。



人間の代わりにロボットマシンにさせるアメフト競技といったところでしょうか。





ただ、自分が動くのではなく、マシンを動かして戦いながらボールをゴールにもっていくというのは、かなり至難の業。



それぞれにマシンに工夫をこらして、アームがあるもの、ネットが付いているもの、ショベルカーのように強力に押していくもの、仲間内でスピードを変えてあるもの、など、さまざまな外観、動きで驚いたんですが、それだけではなくて、マシンフォーメーションや作戦、技術etc.・・・総合的な力が必要となる競技なのです。







しかも、それをやっているのが、高校生。
年齢にして16〜18歳。

私、そのころ何をしてたっけ・・・

思わず自分を振り返ってしまうほど、彼らの頑張りようにはショックを受けました。









おまけに今回は、四日市工業高校の3年生Hくんが、私にはできないマシンの解説をかって出てくれたのですが、これがまた、観客の皆さんにわかりやすい、素晴らしい解説で、本当に感心しました。



もちろん彼も今大会の参加者のひとりながら、聞けば、今までもマシンのパフォーマンス部門の解説・進行などをよくまかされているそうな。
放送部、吹奏楽部なども兼部していて、マシン・マイク・トランペットを持ち替えつつ、忙しい高校生活を送っているんだそうです。









そんな彼の持論は、「たとえば、大会でマシンが動いているだけじゃ、観客の皆さんは、どこが見どころなのか、とか、この機械はどうすごいのか、とか、何もわからずに見ることになるので、面白くないかもしれない。そこをうまく説明することで、興味を持ってもらえたり、楽しんで観戦することができると思うんです。」



・・・いや、まさにそのとおり!!


高校生にして、この言葉。
センス、というものの存在を、彼の中に感じました。







彼はこの3月に卒業後、県外の工業大学に進学が決まっているそうなんですが、将来は最新の技術開発系の仕事にもついてみたいし、そういった分野が得意なキャスターなどにもなってみたい、と言っていました。


思うだけではなくて、実際に行動している彼。


すごいです。









このロボコン競技大会、優勝チームただ1校だけが、2月17日に横浜で行われる全国大会に出場できるということで、今回は見事、強豪 四日市中央工業高等学校が優勝に輝きました。



が、出場した生徒およそ80人の皆さんすべてに、感嘆の拍手を贈ります!








真剣に取り組んでいた高校生の皆さんの姿に、喝をいれられた気がした一日でした。








08/01/06, 09:16 PM
今日は、長い間行けずじまいだった、コーチングのワークショップに参加してきました。
 


2008年新春を飾るHesso(日本コーチング協会東海チャプター)のスペシャルワークショップで、講師は、CTIジャパンリーダー&NPOファミリツリー代表 山田博さん。



『コーチとしてのBEING(あり方)、人としてのBEING(あり方) 』をテーマにした、勉強会でした。





これだけ見ると、なんだかとても難しげな感じを受けますが、実際にはコーチング未経験者〜プロコーチまで、計80名ほどの方々が、何があるんだろう?どうやってあり方なんてわかるの??なんて疑問を持ちつつ、とりあえずやってみよう!と集まってる雰囲気。



一言で言うなら“興味津々”。



もちろん私も、なにをするのかさっぱりわからないけど、もしも自分のあり方というものがはっきり言葉でわかるのならステキだな〜という気持ちでの参加です。






ホールには、椅子が3重になって、みんなが向かい合えるようにだ円形に並んでいて、天井からはスクリーンが伸ばされ、自然の音も入っている、癒し系の音楽がかかっています。



集まった人たちは、新年の挨拶を交わしていたり、静かに椅子に座っていたり、配られた2枚のプリントを読んでいたり。
さまざまです。









やがて、講師の山田博さん(今日は、名札に従って“ひろしさん”と呼ばれていました。)が、紹介されたあとに続いてプロフィール、そして本題へ。






それによると、コーチングの礎のひとつとして、また人と関わることにおいて、相手はもともと完全な存在である、と信じて関わること、というのがあるそうです。



『完全』とは、例えるなら『生まれたての赤ちゃん』。
泣き声があんまりよくないとか、性格が・・・とか、そんなことは関係なくて、『ただいるだけでOK』の状態。





この人にも赤ちゃんの頃があったんだ、と考えて、その人が生まれた頃から持っているものの姿を、『感じる』こと。
そこにその人の、『存在意義』がある、すべての人は、周りの人に影響を与えている、というものでした。

(『存在意義』とは、その人がなんのためにこの世に生まれてきたのかを表すもので、すべての人がそれぞれにユニークな存在意義をもっているんだそうです。)






・・・なんだか 「」『』カッコだらけになりましたが、それを実際に自分の体で感じてみよう!というのが、今回のワークショップ。


『感じる』ことが、重要なテーマでした。







まずは、考えないで、「感じる」練習。



山中湖畔にある、ひろしさんの山小屋周辺を撮った、四季折々の自然の映像を、なにも考えずにゆっくりと観ていきます。


心に流れていく思いをそのまま感じていきます。






次に、暗くしたままの部屋で、3つのショートストーリーをひとつづつ聞いて、感じたことを、その後メモしていきます。




ここまでは、ひとり、自分自身との作業なんですが、このあと、ひろしさんのリーディングにならい、二人組になって、3つのストーリーからひろった自分の思いを、お互いが聞いていってイメージを凝縮させ、キーワードや、なにかものに喩えて、言葉・カタチにしていくのです。









今、これを読んだだけなら、「本当にそんなので、自分がどんなあり方とか影響を与えてるかなんてわかるのか」と思われるかもしれません。




が、ひろしさんのお話や例え、説明に耳を傾けながら、映像→ストーリーからイメージング→口に出して言葉にする・・・という順序で時間が経つにつれ、自分のなかの「感じる細胞」が活性化してくるのがわかりました。
やはりワークショップをリードする人のセンスが、影響してくるようです。








さて、ワークショップの外殻だけ書きましたが、結果。



私が私に感じたこと。私がひとに影響を与えている(かもしれない)こと。
それを言葉にしたら・・・



「私は、それを見ていると、落ち着いて(calm down)自分にかえれる、そして大丈夫、と思える 『暖炉の火』です。」


という表現になりました。







一日の終わりに、チロチロと気持ちよく燃えている暖炉の火を見ながら、だれかが・あなたが、思いを巡らしている。





確かに、その火のような役割ができたら嬉しいです。


私のあり方、それぞれの人のあり方・・・言葉にするって、大事ですね。








08/01/04, 01:13 AM ( 89 views )
今日は、2008年の初仕事の日。


パーソナリティをしているFM番組のスポンサーでもある、松阪ショッピングセンター マームでのイベントMC(司会・前説)をしてきました。






本日のゲストは、「エンタの神様」や「爆笑オンエアバトル」でもおなじみの “髭男爵”のお二人!


私は昨年末に「レッドカーペット」で彼らを初めて見たんですが、思わずグラスをだしてきて、『ルネッサ〜ンス!』やってみたくなりました^^







さて今日のお客さんは2ステージそれぞれ、600〜700人くらい?もっといらしたんでしょうか・・・(あとで聞いたら、なんと1000人でした!) とにかく1Fのセントラルコート(広場)や吹き抜けになっている2F・3Fにも、お子さんからおとうさん・おかあさんまで、かなりの人だかり。






ステージ始まって早速のグラス技に、きたきたっ!と拍手がわいたり、グラスなしのコント(珍しいでしょう?)などもあったり。
生のステージは、普段テレビでは見られないこともどんどん出てきて楽しい!






最後の質問&色紙プレゼントコーナーでは、お子さんからも、指輪の宝石は本物かとか、男爵になってからどれくらいたつの?とかシブい質問が飛んでました^^;


ちなみに質問にはでてないけど、男爵の趣味は、キツネ狩りと乗馬ですよ〜さすが男爵♪







これからは、テレビで彼らを見たら、もっと嬉しくなっちゃいそうです。


本日の初仕事は、楽しみながら終了!しました。






08/01/03, 02:41 AM
あけましておめでとうございます!


今年もどうぞよろしくお願いいたします。






今年は、大晦日から元旦にかけての時間を、何年かぶりに伊勢神宮(外宮)で過ごしました。





大晦日には、外宮を入った正面の広場で 大篝火が焚かれます。
そして奥の拝殿までの参道のところどころにも 小さい篝火が焚かれ、そこでは火にあたるほか、お餅を焼いて食べたりするのです。




父の実家が外宮の近所ということもあって、幼少のころから毎年 大晦日の紅白歌合戦も終わった頃、集まってきた親戚大勢で、それぞれ工夫をこらした餅焼き網と、餅+しょうゆ、海苔、はては あんこまで揃えて、外宮にむかったものでした。








今年は、お餅としょうゆと海苔に、温かいお茶。
準備万端で、張り切って出かけました。




少し多めにお餅を持っていったので、隣にいたカップルにも海苔餅をお福分けしたり、火見役の神官さんと会話しつつお餅焼きを楽しんだ後、いよいよ奥の拝殿へ。









日付が変わる直前ということもあって、拝殿の前には長〜い列が続いていました。



拝殿の入口まであと30メートル、というところで、残念ながら年が明けてしまいましたが、0時になった瞬間、あちらこちらで拍手や柏手が聞こえてきて、「ああ、新しい年が来たんだなあ」と、なんとなく身が引き締まる気持ちになりました。








今年の願い事は、会社を設立した直後でもあるので、
「どんな時でも笑顔で前に進めますように」

・・・あれ?それはどっちかというと自分への誓いか^^; と思いつつ、参詣をすませたのでした。






元旦、2日と、まったり正月を堪能して、さあ、明日は仕事始めです!





皆さまにとって、今年が、去年よりさらに素晴らしい年になりますように・・・












07/12/29, 01:49 AM
今日は、毎年恒例になっている お餅つきの日でした。


つくといっても、臼と杵でつくわけではなく、餅つき器で蒸す・つくまでしてくれるので、われわれ人間は、つきあがったお餅を丸める役目。





ただ、器械でつくまでしてはくれるんですが、つく量がハンパじゃないのです!
10臼・20升・・・1升で10合ですから、なかなかな量です。



時間にすると、1臼2升が蒸しあがってつくまでだいたい1時間。
10臼20升だと、単純に計算して10時間・・・




そうなのです。
お餅つきは一日がかりの大仕事になってしまうわけです。
朝9時に始めて、結局終わったのは夕方7時半でした。






このお餅つきの作業は、今年86歳の祖母の号令のもと進められていきます。



1升目は、鏡餅。
2〜4升目は、丸餅。
5升目は、なまこ餅(なまこみたいに細長くのばしたお餅。あとで切っていく)。
6升目は、のし餅(木箱いっぱいにのばして、あとで切る)。
7升目は、桜エビと紫蘇を混ぜて、塩・砂糖で味つけしたのし餅。
そして、8〜10升目は、やじろ丸餅(お餅の中に米粒が入っていて、プチプチした味わい)。




バラエティに富んだお餅が、ムシロの上に並んでいく様子はなかなか壮観です。





で、この作業をしているときに、たまたま来られるお客様はラッキー。
つきたてのお餅をお持ち帰りいただくことになります。




こうしてできあがったお餅は、半分以上は、日頃お世話になっている方や親戚に配るのです。








夜、お餅つきと片づけを終えて、やっと年の瀬を迎えたような気になりました。



疲れはしましたが、一年を締めくくる行事として自分の体に浸透しつつあるんだなあと実感したひとときでした。









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