こんばんは。
夜、ニュースをぼーっと聞いていたら、
2008年にもっとも売れた本のランキングを発表していました。
それによると、堂々1位は『ハリーポッター』(最終章?)、250万部。

2位以下あやふやですが^^;
『夢を叶えるぞう』という、関西弁をしゃべるインドのぞうの神様が、
ある日ぼんやりした青年のもとにあらわれて、
「ワシの言うとおりにすれば夢をかなえることができるんや~」
なノリで青年を変えていく、小説仕立ての自己啓発本。
『B型(A,O,ABもあり)自分の説明書』という血液型の本は、
血液型ぜんぶ合わせて、なんと500万部も売れたらしい。
全体的な特徴としては、自己啓発や自分を探るといったテーマのものが
よく売れたんだそう。
こういった自己啓発やマナー、血液型に関する本は、
今年に入ってから、コンビニエンスストアの雑誌棚の最前面に
ちょこんと置いてあって、すぐに手に取れるようになってましたもんね。
PCソフトなんかもあったような。
本屋さんに探しに行く、んではなくて、
コンビニエンスストアでなにかを買うついでに目に触れるようにして、
手に入れてもらう、という売り方。
うまい戦略をたてたものだと感心していたんですが、
この販売方法も、ランキングに関係しているのではないのかなあ。
世相、世論もあると思うけど、
ちょっと気になってた→偶然目に触れた→手に入れてみた→話題になる
→相手も、気になるように→以降同じく、という構図も成り立つ気がします!?
ところで話は戻りますが、
ランキングトップ10のなかに、『悩む力』 というのが入っていました。
曰く、巷には自由があふれていて選べるんだけれども、
自由ということに疲れてしまっている状態も、あるのではないか。
悩む力は大切だ。
悩み、もがくなかで成長することができる。
安直に解を求めることはしてほしくない・・・
というくだりから始まっているらしい。
それで思い出したのが、先日放送された番組。
内容が、悩む力とちょっとリンクしてる感じでした。
[爆笑問題のニッポンの教養]
特別:早稲田大学スペシャル:平成の突破力~ニッポンを変えますか?~
(2008年11月25日放送分)
早稲田の教授陣(田原総一朗さんも登場)、学生(数百人)と爆笑問題の二人が、
話し合うというもの。
平成とはどんな時代なのか。
昭和と平成の突破力は違うのか、
そもそも突破力ってなんだ? 等
いろんな方向に話が飛びながら、時間が経っていきました。
これ!という答えはないけれども、
それぞれがなにがしかの思いを持って帰ったのかなと思いながら見ていました。
最後に太田光さんが言われた、
「オレは、自分の芸の基本を徹底的に磨く。
だれにも負けたくないし、変化をしつづける。
自分の分野からなにかを感じてもらうような力をつける。
変化することは、常にオリジナルなんだ。」
という言葉がとても印象的でした。
放送された内容について興味がある方は、↓ ここからご覧くださいね。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20081125.html
あ、ちなみに右上の本の画像(新しい単位/新しい 新しい単位)は、
ランキングとは全く関係ありませんので、ご注意下さい^^
数年前からのマイブーム本で、ちょっとふさいだ気分の時に読む(見る)と最高です。
では、おやすみなさい!
里中綾子
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